2015年12月25日金曜日

あの娘のハートに火をつけろ!


先日落札したG11
このガスライターは、タンクが再充填できるタイプでは無いので、
フリントを擦って火花を散らす事はできますが、火をつけることは出来ません。
そこで、ちょっと無理やり火をつけてみることにしました。

もう昔のことですが、その昔見たテレビでは、
東南アジアのどこかの国では、日本製の100円ライターに、着火口から無理やりガスを再充填して再利用している。
と言う事が紹介されていました。

と言う訳で、それをこのG11に対して行ってみたいと思います。
(注意!!:これは危険な行為なので、このブログを参考にマネをしないでください。注入時に漏れたガスに引火、古いタンクが圧力で破損、爆破、などの危険が考えられます。どうしても行いたい場合は、燃えやすい物が無い作業用の環境を用意した上で、自己責任でお願いします。)

タンクの着火口はこんな感じです。ここからガスを入れます。

着火口のすぐ下にある、円盤状で切れ込みは入った箇所は、回してガスの出る量を調整する機能があります。注入の際は、ガスの出る量が最大になるように調整すると良いかもしれません。
(でも、正直、どっちに回せば良いのか分かりにくいです。一応、このタンクの場合は、反時計回りに回すと最大になるようです。)

ガスは、適当に100円ショップのものを使います。

アダプターが付いていて選べますが、どれも今一です。
注入時のガス漏れを減らすために、板ゴムに着火口のサイズと同じ穴を開けた物も用意してみましたが、使い勝手が悪く効果も無いです。
結局、アダプターをつけずに、着火口に丁寧にガスボンベを押し当て、ガスを漏らしながら注入します。


注入自体は、ライターを着火時の状態(タンクを本体に装てんし、上蓋を開けた状態)で注入します。
専用の冶具を作成すれば、本体を使わずにタンクだけで注入出来るかも知れませんが。これで十分です。
漏れたガスは気化熱で周りを冷やし、その冷やされた周りが、更に漏れたガスをタンク周囲やライター内部に滞留させます。
注入後に火をつける際は、漏れたガスが十分気化して無くなるまで、十分に時間を置く必要があります。
これをしないと、着火したときに、漏れた分のガスにも引火して大変なことになります。(自分はこれで、手の甲の産毛を焼きました。)


そして注入して着火してみました。
見事に着きました。でも、ガスを無理やり注入すること自体が危ないと思い。
あまり、ガスを入れませんでした。(それでも、そこそこのガスが漏れています。)

なので、今回の着火時間は、30秒程度です。
すぐガスが無くなります。
しかし、往年の姿を再現する事ができ、非常に満足です。

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