2015年6月4日木曜日

オリジナルと中華イムコと柘イムコの比較

オリジナル、中華、柘イムコの比較

上の写真の四つのイムコ。それぞれの違いや共通点が分かるでしょうか。
左から、オリジナルのストリームライン(No.12)、オリジナルのスーパー(No.14)、中華イムコ(No.06)、柘イムコ(No.04) です。

違いを説明書する前に、ここでの定義を書きます。
  • オリジナル: イムコブランドがイムコ社にあった時代、イムコがオーストリアで作られてた時代の物です。 
  • 中華イムコ: 元は中国の偽物イムコですが、現在は、中国での商標権を獲得しレプリカとして製造している物です。 
    (※中華イムコを作成している会社は恐らく旧IMCO社と関係無く申請し中国での商標を保有していますが。日本や米国などでは柘製作所(ウィンドミル社)が旧IMCO社より正式に商標を引き継いで保有してる為、このレプリカは中国以外では偽物になります。日本国内での売買は違法です。2023/04/22追記)
  • 柘イムコ: 2014年から柘製作所とウィンドミルが製造・販売しているイムコです。 
では、それぞれの異なる点と共通点は、なんでしょう。

先ず初めに、
オリジナルのイムコの左2つは、ストリームライン(No.12)とスーパー(No.14)ですから、大きく蓋の形状が違います。でも、それでも他のイムコと違うオリジナルだけの共通点があります。
下の写真の赤丸で囲んだ箇所を見てください。
オリジナルの2つは、フリントホイールの軸として通っているリベットが、隙間から見ることが出来ます。
しかし、中華イムコと柘イムコは、ライターの蓋の設計が異なるため、オリジナルの様に隙間からリベット(軸)を見ることが出来ません。
リベット(軸)が見えるのはオリジナルだけの共通点です。逆に見えないのは、中華イムコと柘イムコの共通点になります。

次に、
右3つは全てスーパーです。だからどれも同じ形状の蓋に、同じ背丈と、全て同じ様に見えます。
しかし、オリジナル(No.14)とそれ以外(中華イムコ(No.06)と柘イムコ(No.04))では違いがあります。そして、これもまた、中華イムコと柘イムコでは共通点があります。
下の写真の水色四角で囲んだ箇所を見てください。
オリジナルとそれ以外で、蓋についた切り欠きの形が違います。そして、中華イムコと柘イムコは同じ形をしています。

最後に、
Tsuge/Chinese/MyOld/Esbit IMCO」でも触れていますが。
オリジナルのイムコの左2つの共通点と、それ以外の2つの共通点があります。
下の写真の黄緑四角で囲んだ箇所を見てください。
当然と言えば当然ですが、オリジナルイムコの2つ(No.12、No.14)は、ヤスリの形状とその左側のラチェットの形状が一緒です。
そして、中華イムコ(No.06)と柘イムコ(No.04)のヤスリの形状とその左側のラチェットの形状は、オリジナルとは異なります。
しかし、中華イムコ(No.06)と柘イムコ(No.04)の間では、ヤスリの目の細かさに若干違いが有るように感じますが、ほぼ同じような形状になっています。


中華イムコ(No.06)と柘イムコ(No.04)の共通点については、ここで紹介した以外にもあるため、別投稿に書きたいと思いいますが。
オリジナルと中華イムコと柘イムコには、こんな違いや共通点があります。
複数コレクションしてはじめて気付きました。なんと言うか、、、面白いですね。



オリジナル、中華、柘イムコの比較(比較箇所囲みあり)

上の写真から分かる箇所以外の所で、オリジナルと中華イムコと柘イムコを比較した投稿は「Tsuge/Chinese/MyOld/Esbit IMCO」にもあります。

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