2016年2月13日土曜日

IMCOの短いウィック


短い短いオリジナルイムコのウィック。(注意:復刻版イムコのウィックはこんなに短くないです。)
どんなに短いのか、ちょっと比較してみました。ちなみに、これはストリームラインにセットされていた物です。

写真で見ての通りです。
上から、
 ・半分にしたZippoのウィック
 ・Collection No.34のおまけのウィック
 ・オリジナルイムコ(ストリームライン)にセットされていたウィック
です。

Collection No.34のおまけのウィックと同じかどうかは分かりませんが、この様な長いウィックは、ebayで時折、イムコ製のウィックとして売られています。
恐らく、イムコがディファクトスタンダードを勝ち取った時代のウィックは、この様な形で提供されるのが一般的だったのでしょう。

それに比べて、一番下のオリジナルイムコにセットされていたウィックを見てください。
Collection No.34のおまけのウィックが15cm(ウィックとして使える部分の長さ)なのに対して、セットされていたウィックは、2.5cmしかありません。
実に、6分の1です。

Collection No.34のおまけのウィックは、逆に長いので、この長さのまま使うと言うよりは、先の針金から通して適当な長さで切り、何回かに分けて使うのだと思われます。

しかし、何回かに分けて使うとは言え、6回は多いです。 そして、ウィックの長さが短過ぎます。
ストリームラインのタンクも一緒に写真に撮れば良かったのですが、、、
上から2番目の半分にしたZippoのウィックが、ストリームラインのタンクの長さと、だいたい同じです。
ちょっと強引ですが、タンクに比べても短いことが分かると思います。

自分は、Zippoのウィックをケチって半分にして使うのですが、IMCO本家のケチさ加減は、それ以上でした。


恐らく想像するに、古くからあるイムコのライターが、物価の上昇に合わせて価格を改定することに失敗。 無理やり価格を抑えて販売する為に、ウィックや綿の量をギリギリにすると言う。 涙ぐましい努力が行われていたのでしょう。

まぁ、当時は安くて気軽に使えるイムコですから、この短いウィックすら使い切る前に本体ごと紛失したりして、気にならなかったのかも知れません。
が、しかし、それにしても短いですね。

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