2015年6月18日木曜日
StreamLineの修理 其の一
No.09のストリームラインは、出品者はGood Condition.と言ってるのにもかかわらず、かろうじて着火できる程度の状態の悪い物でした。
試しに、いくつかの部品を復刻版の部品と取り替えてみると、着火率が劇的に改善しました。
そこで、Triplex系のライターの内部構造をもっと理解する目的もありましたが、部品交換でない根本的な修理をしようと思い立ちました。
そして、試みた結果、ほぼほぼ満足のいく修理が出来ました。
かろうじて着火できるものだったライターが、普通に着火できる普通のライターに生まれ変わりました。
その修理内容をブログにまとめたいと思います。
上の写真は修理が終わったときの写真ですが。
先ずは、修理の必要箇所について整理します。
修理を始めた当初は、ブログにまとめる事を想定していなかったので、Before/After写真の比較は出来ないのですが。なんとかまとめたいと思います。
上は、復刻版スーパー(No.02)と修理対象ストリームライン(No.09)の比較写真です。
この写真から、次の箇所の修理が必要なのがわかると思います。(分かりにくいですね。)
1.着火機構のアーム状の部品の爪
2.太いスプリングを押える部品の爪(後から分かったのですが、これは仕様でした。)
折れ曲がったフリントスプリングについては、曲がっているだけなので修理は不要です。
クレ5-56を吹いて軽く錆を取るだけです。
あと、写真からは分かりませんが。
3.着火機構のアーム状の部品の爪が引っかかる先の穴
4.上部の蓋が閉じたときに引っかかる本体の爪
4番目については下の写真が分かりやすいと思います。
左:No.09と、右:No.12のストリームラインを比較した写真です。蓋が閉じた時に引っかかる爪が、No.09の方では欠けてしまっています。
これ以外に、修理中に分かったのですが、
5.リベット(軸)
リベットについては、今回の修理の際に壊してしまうので、必ず交換するのですが。
これ自体が交換が必要な状態でした。
もう一回1~5を整理して書きます。
1.着火機構のアーム状の部品の爪
2.太いスプリングを押える部品の爪
3.着火機構のアーム状の部品の爪が引っかかる先の穴
4.上部の蓋が閉じたときに引っかかる本体の爪
5.リベット(軸)
今回、No.09の1~5の箇所に対して修理を行いました。
試行錯誤や かけられる時間の制限があり、全てを行うのに3ヶ月程度かけて修理しています。
その時の状況を、今後ブログで数回に分けてまとめたいと思います。
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