2014年12月21日日曜日

Tsuge/Chinese/MyOld/Esbit IMCO

Tsuge/Chinese/MyOld/Esbit IMCO


柘製作所のイムコ(No.04)、中華イムコ(No.06)、手持ちの古いイムコ(No.01)、Esbitのイムコ(No.03)を並べて見ました。
どのイムコも素晴らしいライターです。

柘製はともかく、中華も大分忠実にオリジナルを復元しています。
でもヤスリ右部分、オリジナルに対し柘植と同じ改良が加えられてる模様。
これによって、板バネが曲がるトラブルを防げるかと推測します。

柘製のイムコは全体的に板厚が増しています。材質も変わっています。
中華イムコは、部分的に板厚が増してる模様。材質もオリジナルとは違うが、柘とも違う感じです。
二つともオリジナルに対して丈夫そうです。

各イムコの刻印は写真右下の通り、控えめな柘イムコに対し、中華イムコは、知らない人はオリジナルと思ってしまいそうな、攻めている刻印。怪しさ抜群です。
ただ、柘のマジメさには申し訳ないが、このくらい攻めてくれた方が、雰囲気が出て良い気がします。

だがしかし、中華イムコの、酋長の彫は精巧さに欠けます。
頑張ってる感じはありますが、手に持つライフルが杖の様です。
こればかりは残念です。

柘製イムコのラインナップに対し、中華イムコはウエスタン柄を出すなど充実したラインナップ。
もし、権利や法的に問題ないまっとうな製品なら、これはこれで応援したいライターです。
でも、そうじゃないんだろうなぁ。いわゆる中国製の紛い物なのかなぁ。
彫の精巧さは評価できないが。ライターそのものとしての出来は良く、その仕事ぶりにイムコへの愛を感じるだけに、それはそれで残念です。

12/30追記:う~ん。中華イムコの写真と売り方を見ると、どうも元は、明らかな紛い物の作成から始まってるとしか思えない。紛い物が中国での商標を取り堂々としてきた。そんな感じだろうか。

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