2018年7月29日日曜日

Collection No.38 の Repair (1)


火を一回も着けることなく壊してしまったCollection No.38(上写真、手前の物です。)
これを修理したいと思います。

このNo.38の壊れ方は、次の写真(今度は奥のストリームライン)の通りです。

写真の通り、板バネが出てきてしまいました。

これオリジナルの新品なのです。
「オリジナルの方が、現行品より品質が良い。」と言うような事を時々見かけますが。
この状態を見たらそうは言えませんね。
オリジナルはもともと数百円の製品です。しかも低価格でも高品質な日本製ならまだしもオーストリア製。海外の製品は値段成りの品質しか提供しませんよ。
懐古趣味が過ぎて幻想を抱いているのでしょう。

さて、これをどう直すかですが。
出来ればリベット部分は壊したくないです。

はじめに、次の写真の通り、真鍮の針金を引掛けて引っ張れば、上手く直せるんじゃないかと考えました。
しかし、針金がうまく引掛けられません。

結局、下の写真の通り携帯電話用チャームの紐で引っ張ります。


こんな感じです。

引っ張って見た所…

改めて写真でみると全然なのですが、最初に比べれば引っ込みました。

何となく行けそうな気がしたので、、、取りあえず組み立てます。
チャームの紐はボロボロです。

そして、フリントも入れて擦って見ます。

…結果、駄目でしたorz

引っ込んだ板が、また出て来てしまいました。
このやり方では、修理は出来ず、やはりリベットの部分を壊すしか方法がなさそうです。

と言う事で、リベットを壊す所まで今回はやりたいと思います。

リューターでリベットの頭を削り取ります。


削り取ったら反対側から引き抜きます。


そしてバラします。
下の写真の通り、曲がった上蓋の板バネがよくわかります。


これをペンチで真っ直ぐにします。


仮にヤスリを入れてみて、具合を確かめます。

良い感じです。

仮に組んでみました。
これでリベットをいつもの様に修理すれば良さそうです。

続きは、まだリベット部分の作り置きが無いので、また今度。

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