2020年6月11日木曜日

Collection No.27 の Maintenance


左:No.27 右:No.28

写真左の Collection No.27 IMCO-TRIPLEX STREAMLINE 6800 をメンテナンスします。
ストリームラインの下部に瘡蓋の様についた錆を落としたいと思います。
かなりしっかりと錆が付いています。どこまで出来るか分かりませんが、出来るだけ落したいと思います。

先ずは、Beforeの写真です。

ストリームラインの下部から底部にかけて、錆びているのがわかります。
(適当に作業を始めてしまったので、まともなBefore写真がありませんでした。肝心の錆の部分にピントが合ってない...(-_-;))

今回は、魔法の白い粉を使って錆とりに挑戦します。

…なんてことはない。ただの100均で買えるクエン酸です。量は適当です。

クエン酸を水に溶き、ストリームラインを沐浴させます。


2時間ほど沐浴したので、引き揚げて真鍮ブラシを当ててみました。

う~ん。僅かに落ちてるのですが全然ですね。

色々とブラシやヤスリで頑張ってみるのですが、まだまだです。


錆がしぶといのか?クエン酸沐浴が足りないのか分かりませんが。再度クエン酸で沐浴します。

今度は、この状態で一晩と半日ほど漬けました。
クエン酸の浴槽の脇では、本体側をKure 5-56漬けにしています。

実際に錆とり作業まで時間が空くので、一旦クエン酸を捨て水に漬けておきます。


そして、またブラシやヤスリで頑張ります。頑張りました。

錆の浸食が酷く、クレーターで凸凹してる月の表面の様です。
でも、頑張りましたので、薄っすらとStreamlineの文字の上に「IMCO」と刻印されてるのが分かります。

でも、更にもう一度クエン酸浴をしてもらいます。

この3度目は、あまり意味がなかったです。。。

Kure 5-56漬けにしていた本体側も、ブラシやヤスリで錆を落とします。

大分頑張りました。少し黒く残る様な感じの個所もありますが。
今回はこの位で勘弁してやります(`・ω・´)
錆の酷い所以外もついでに綺麗にしました。

タンクにウィックを再度セットし、綿を詰め直し、オイルを入れたら。
フリントを装填します。

普通のライター用として、いまいちかも知れませんが。
TRUSCOのスパークライター用のフリントを、最近、試し始めました。
ライターのコレクションが多いので、1個当たりの単価が安いのを探していた所を見つけました。
Zippoの様な硬さは感じないですが。ロンソンのフリントより火花の量は少ない気がします。

錆を落とし切ったAfterの写真です。


錆の酷かった所が、まだ黒く残ってます。
削る事は出来ますが。削るのが正解!とも思えない為、そのままにしました。


着火機構自体は問題無いです。古いウィックや綿をそのまま再利用してますが。
問題なく着火する事が出来ました。

0 件のコメント: