2020年9月7日月曜日

Collection No.96 の分解


No.96 IMCO-TRIPLEX JUNIOR 6600 旧タイプ(第一世代)分解用
を、さっそく分解してみたいと思います。


なんてことない。錆びついたIMCO TRIPLEX JUNIOR 6600 旧タイプの1st Modelです。
ただ、フリントホイールの軸に当たるリベットに、不自然な凹みがあります。
恐らく、このJUNIORは一度修理されてるのではないかと推測します。
タンク底部の刻印も綺麗に消えてました。何かしらの施術(?)はされてるでしょう。


さっそく外せる部品を外します。
外し方の詳細は「イムコのばらし方」を参考にしてください。動画で説明しています。


そして、リベットの頭をリューターで削ってリベットを外します。
リューターで削り、リベットを押し出したり、ペンチで引き抜いたりします。


上蓋とフリントホイール、歯車、本体と背の蓋、リベットによって止まっていた部品を並べると次の写真の通りです。


ここで注目して欲しいのが、この1st Modelの特徴的なフリントホイールとその歯車!
現行の復刻版、その前のオリジナルのフリントホイールとも違います。
このブログではダブルラチェットと呼んでいたりしますが。
二枚の歯車がフリントホイールを挟む形でセットされています。

残念ながら、歯車とフリントホイールの連結部分の凸が、経年変化か金属疲労か分かりませんが、折れて取れてしまっています。
でも、これで「ダブルラチェット」がどのような物なのか良く分かりました。

最後に全ての部品を並べて一枚。

全体的に錆だらけです。
歯車の凸は取れてるし、正直、修理を完遂する自信は無いです。
と言う事で、この記事のタイトルは「分解」。分解しておしまいです。


でも、次は… こんな感じに なるかもしれません。


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