2020年9月30日水曜日

Collection No.96 分解からの錆取り

前回、分解した No.96 IMCO-TRIPLEX JUNIOR 6600 旧タイプ(第一世代)分解用 を、綺麗にしていきたいと思います。



全体的に錆だらけです。
と言うわけで、まずはクエン酸を使って錆を落とします。


この位、クエン酸を容器に取ります。


水を入れてクエン酸を溶いて、JUNIORの部品を全て入れます。

このまま、漬け置きします。

・・・ ・・・

約7時間くらい漬けていました。


とりあえず部品を磨き始めます。


ある程度落としたのですが、落ち切らない錆。
そして、一回で全ての部品の錆を落とせるわけでもなく。

・・・ ・・・

今度は、KURE 5-56に漬けて置きます。

・・・ ・・・

数日置いて…
更に磨きます。部品一つ一つ丁寧に磨きます。

ここで、フリントスプリングを押さえるL字型の部品は、真鍮ブラシで磨くと鍍金が剥げてしましました。
どうやらクエン酸には鍍金をはがす効果も、あるような。ないような。
ちょっと残念に思いましたが、もともとメッキが浮いてきていた様な感じでもあったので仕方が無かったのかも知れません。
鍍金が残った箇所もあるので、元々駄目だった所が取れた感じでしょうか。

・・・ ・・・

磨きます。
そして、磨き終わりました。

小さい部品だけでなく。

大きな部品も次の通り。

今回は、全体的に大まかに錆取りをしてお終いです。


一先ずJUNIORを綺麗にしたものの

前回の、上記の写真の通りで、フリントホイールと歯車を連結する部分が壊れてしまっています。
これを機能的に回復させるための 何か。を考えないといけません。
何か。を、
さて どうしましょうか。

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