No.123 IMCO-TRIPLEX SUPER 6700 Firebird仕様のフリントホイール
購入時期: 2022年1月
購入先: ヤフオク(出品者県:東京都)
購入額: 非公開
状態: 中古
ぱっと見はどこにでもあるオリジナルのイムコ スーパーですが、
今回のは一味違います。では何が一味違うのでしょうか。
上蓋に付いている消火用のカップが、年季が入って煤だらけです。

L字型の部品には「IMCO・PAT.」と刻印があります。

アーム状の部品に刻印されたナンバーは「5」です。

オイルタンクの底部の刻印は「IMCO TRIPLEX PATENT AUSTRIA SUPER 6700」とあります。

ちなみに下の写真、フリントスプリングが入っていく穴、フリントチューブが見えますが。このフリントチューブが、写真の様に出っ張っていないのは、長いIMCO TRIPLEX SUPERの歴史の中では比較的若い?新しい?とりあえず… 古すぎない個体に見られる特徴です。
L字型の部品には「IMCO・PAT.」と刻印があります。
アーム状の部品に刻印されたナンバーは「5」です。
オイルタンクの底部の刻印は「IMCO TRIPLEX PATENT AUSTRIA SUPER 6700」とあります。
ちなみに下の写真、フリントスプリングが入っていく穴、フリントチューブが見えますが。このフリントチューブが、写真の様に出っ張っていないのは、長いIMCO TRIPLEX SUPERの歴史の中では比較的若い?新しい?とりあえず… 古すぎない個体に見られる特徴です。
あ、根拠ですか?
う~ん。ちゃんと整理できてないので「感」ですかね。
沢山のTRIPLEX SUPERを収集していると、微妙な特徴の違いが分かってきたりします。あとは、その特徴を持った個体同士が、どんな状態でどんな傾向があるのか?と、、、
そんな情報の蓄積に基づく「感」です。
こう言う「感」は他にもあります。いずれ整理してブログにまとめるべきですね。
さて、最初に一味違うと言いましたが、何が一味違うか分かったでしょうか。
まぁ、このテキストの一番最初に書いてあるんですけどね。
では今回のSUPERと、分かり易いようにFirebirdそして通常のSUPERとを比較して見てみましょう。
左からCollection No.83、No.123、No.1です。
左のCollection No.83は、Firebird ORT-60(IMCOのOEM)のライターです。
真ん中のCollection No.123は、今回のIMCO TRIPLEX SUPERです。
右のCollection No.1は、正真正銘オリジナルで、通常のIMCO TRIPLEX SUPERです。
では、一味違う箇所を、この3つで見比べてみましょう。

真ん中の今回のSUPERが、左のFirebirdと同じフリントホイールを回す機構になってるのが見て取れると思います。参考に置いた右側の通常のSUPERとは全然違います。
Firebirdのライターで、このフリントホイールを回す機構をよく見る為、「Firebird仕様」とこのブログでは書いていますが、なんてことはなく本家のIMCOでも一時期このフリントホイールを回す機構を採用していたことが、今回のSUPERから分かりました。
コレ、個人的には世紀の大発見です。
なぜ、Firebird仕様を生産し、そして最終的に右側のSUPERの機構に戻ったのか。まったく分かりませんが、生産効率を上げたり、部品の調達コストを抑えたり、そんな中で試行錯誤していたのかも知れません。
と言う事で、一味違うと言うのはフリントホイールを回す機構の事でした。
今回、このSUPERをヤフオクで見つけた時はびっくりしました。
Firebirdを同じ機構のSUPERを見たのはそれが初めてでした。落札額がいくらになるか心配でしたが、他の人には何でもない普通のSUPERに見えたのか。こんな希少なSUPERが実はそれほど高くない額で落札できました。本当にラッキーでした。
ただ希少と言っても。ヨーロッパのコレクターの話だと割とある様でして、SUPERとJUNIORで見かけるそうです。仕向け地違いとかがあるのでしょうか?
残念ながら詳しくは分かりません。分かりましたらまたブログで書きたいと思います。
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