2024年8月25日日曜日

IMCO GunLite G 66-R


IMCO GunLite G 66-R

購入時期: 2021年10月
購入先:ヤフオク(出品者県:東京都)
購入額:1,000円(送料込み)
状態:中古

今回はフリント式ガスライターのGUNLITEです。


古今東西、拳銃型のライターは沢山ありますが、IMCOの場合は拳銃型とは言ってもデフォルメが強くちょっとコミカルな感じですね。

上の1枚目の写真の通り、側面には「IMCO GUNLITE」「G 66-R PATENT-AUSTRIA」とあります。
反対側の側面には下の通り★が四つ。
IMCOのライターにはこの★をあしらったものが良くありますが、どう言う意図なのでしょうか?

ガスタンクを抜くと下の写真の様になります。必ずフリントスプリングを抜いてからタンクを抜く必要があります。


タンク用の穴と、フリント用の穴はこんな感じです。


ガスタンクを装着した状態。このライターでは試していませんが、この状態でもガスは注入できそうですね。

タンクの底部には「+<-IMCO->- PATENT  AUSTRIA」とあります。

銃口、もとい「火口ノズル」はこんな感じです。


このIMCO GunLite G 66-Rですが、アメリカで特許が取得されています。
Google Patentsのリンクを置いておきます。https://patents.google.com/patent/US4352658A/

今一、どの辺が新規の発明なのか分かり難く(英語力の問題?orz いやgoogle翻訳してもちょっとorz)「それを特許で抑える意味はあったの?」と思うのですが、
こうして特許として記録が残ってるのはありがたいですね。

理由は、単純に下の図のように内部構造を把握する図があったりする点もありますが、
それ以上にその出願日とかが分かる点ですね。
この特許の出願日は1980年3月3日となってます。すると、IMCO GunLite G 66-Rの発売は、特許の意味合いを考えると恐らくそれ以降の日付にリリースされた事になります。

このIMCO GunLite G 66-Rですが、マニアが作ったリリース年表で1978年と紹介されていたのを見た事がありますが、多分それは間違いですね。
特許出願が1980年です。それより前に製品をリリースしてしまうと公知の事実になってしまい特許が取得できません。
と言う訳で、特許として記録が残ってるとこういった考察が捗る為、とてもありがたいのです。



拳銃型のライターですが、火を着ける際はトリガー(引き金)を引くのでなくトリガーガードごと引いて着火します。


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