2015年7月4日土曜日

StreamLineの修理 其の二

The repaired IMCO Streamline

前回からの続きです。


前回、次の様に修理箇所をまとめました。
   1.着火機構のアーム状の部品の爪
   2.太いスプリングを押える部品の爪
   3.着火機構のアーム状の部品の爪が引っかかる先の穴
   4.上部の蓋が閉じたときに引っかかる本体の爪
   5.リベット(軸)

ですがもう一つありました。
   6.全体の錆び・煤
です。

今回は、「6.全体の錆び・煤」が簡単なので、先ず始めに、それについて書きたいと思います。

IMCOのメンテナンスで紹介しましたが、ちょっとした煤などを落とすのであれば、子ども用(幼児用)の歯ブラシが便利です。

そして、しつこい汚れや、軽い錆びには、真鍮ブラシなどを使い落とします。

錆を落とす前に、KURE5-56等を吹いておけば、より錆が落としやすくなって良いと思います。


でも、本命はリューターです。
道具として持つなら、もっと良いリューターが欲しいですが、錆び落とし程度であれば、上の写真の様な乾電池式のリュータで十分です。
写真の様な様々なブラシのビットを使い、汚れや錆を落とします。鋼鉄製のブラシだと傷が付いてしまうので、真鍮製のブラシが良いです。
また、IMCOのメンテナンスで、錆びを落とすのに紙やすりを使うと書きましたが、上の写真でリュータにセットされてる様に、紙やすりを軸に巻いて回転させると、効率よく錆を落とすことが出来ます。
本当は、そのすぐ下に写ってる軸に白いヤスリが巻かれたビットが売ってるんですけどね。

大半の錆びや汚れは、ブラシや紙やすりで落とせますが。
ブラシや紙やすりが入って行かない細かい場所には、下の写真の様なものを使います。
と言っても、売り場で一番目が細かかったこれでも、目が粗くてヤスリがけした後が荒いので、あんまり使いませんが。


リュータを使うと面白いように汚れや錆が取れます。
ビットを選べば、くすんだ表面を磨く事も可能です。自分は、ライターの使い古された感じを残したいので、あえて磨くことはしませんがね。
錆をとった後は、さび止め防止の処理をしたいです。一番考えられるのはミシン油を注すだけなのですが、これについては、まだ試せていません。可燃性の液体をライターの火の近くに塗布して良いのでしょうか?
適切な手段が見つかればまたブログに書こうと思います。



   1.着火機構のアーム状の部品の爪
   2.太いスプリングを押える部品の爪
   3.着火機構のアーム状の部品の爪が引っかかる先の穴
   4.上部の蓋が閉じたときに引っかかる本体の爪
   5.リベット(軸)
   6.全体の錆び・煤

今回は、「6.全体の錆び・煤」について、簡単ですが書いてみました。他の項目については、引き続き次回以降に書くようにしたいと思います。

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