修理している旧タイプのJUNIORのCollection No.96は、前回、鍍金に挑戦したのですが。
初めてと言う事もあり、酸にあらわれただけのようでした。
まぁ、それでも十分に綺麗なのですが、鍍金できたとは言えず。
結果として失敗でした。そこで、今回は鍍金に再挑戦したいと思います。
まずは、前回からの経過で薄っすら出て来たさびを落とします。
そう言えば、前回の後、変に錆が発生しない様にクレ5-56に漬けて置いたはずですが。
この錆の感じはいつ出て来たのでしょうか。クレ5-56に漬ける直前?クレ5-56から取り出して水洗いした後?
…… いや、待てよ。そもそもクレ5-56に漬けてなかったかも!!!
漬けた時の写真を撮ってないので漬けてない可能性が高い。記憶が曖昧(;´Д`)
前回の失敗に学び、今回は鍍金液を湯せんで温めます。温度は60℃前後。
モバイルバッテリーなので、約1Aの直流の電気を安定して得られます。
鍍金時間は、たしか…15分くらいです。
結果は、ちょっと黒くなってしまったが。
一緒に鍍金槽に入っていた銅の針金はしっかりとニッケル鍍金されています。
黒いのは磨けば済むので、これは成功と言って良いのではないでしょうか。
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やっちまいました。結構な感じで、真っ黒です。。。orz
最初の部品が黒くなった事を見て、もう少し鍍金時間とか考えるべきでした。
でも、後半ほど複雑で表面積の大きい部品を鍍金するので、時間はかけた方が良いだろうと変わらず15分くらいやっていました。
いや、10分で引き揚げた時点でこうだったかも(;´Д`)
電流を流し過ぎました。1Aは大き過ぎでした。
元々、自分が参考にしていたサイトも改めて確認すると最大で500mA程度です。
1Aは流し過ぎです。
鍍金時間を短くすれば黒くなるのは防げたかも知れないです。
でも、上の写真で黒くなっていない所も、鍍金中に金属の表面に出来る気泡の為に、あまり綺麗に鍍金できていません。。。orz
実は、電流を調整する為に可変抵抗器も用意していたのですが、定格電力が全然足りず使えませんでした。そう言えば、元々は乾電池用に用意した可変抵抗器でした(;´Д`)
黒くなっちまったものは仕方が無いです。とにかく磨きます!
一先ず、後日やる気が出た時に更に頑張る為、クレ5-56に漬けます。
後日がやってきました。
一先ず、クレ5-56を水洗いします。まだ少し黒ずんでる所があります。
と言う訳で、
とにかく磨きます。
(写真撮って無かった(;´Д`) )
とにかく磨きました。
磨いたので組んでみます。
リベットの部分は、ここで使ってるネジ式の奴です。
やっちまいました。組む時にヤスリの方向を間違えてしまいました。
と言う訳で、
とにかく磨きます。
(写真撮って無かった(;´Д`) )
とにかく磨きました。
磨いたので組んでみます。
リベットの部分は、ここで使ってるネジ式の奴です。
やっちまいました。組む時にヤスリの方向を間違えてしまいました。
この初期のフリントホイール欠点は、この様に逆に組めてしまう事だと思います。
組む時に少し気をつければいいのですが、こう言うのは大量生産時に歩留まりが悪くなります。
良くない設計です。だからこの後、このフリントホイールは見直されたのでしょう。
無事に火が付きました。
■Before
■After
正直に判断するなら、失敗だと思っています。
黒ずんだ箇所は綺麗にできましたが。鍍金の仕上がりが荒い箇所もあります。
しかし、最後の写真を撮ってから、既に2週間以上経過してますが経過は良好で、前回なら鍍金処理した後に錆が浮いて来たのですが。その様な事はありません。
一先ず、このままで良い様な気がしています。そう言う意味では、無理やり「成功」とも言えるでしょう。
いや、しかし、失敗としておきます。
だから、予定としてはリベットの部分は、釘を使って再作成しようと思っていたのですが。そうせずネジ式の部品のまま仮止めにします。
実は、このライター、これ以外にもフリントが片減りする問題があります。
まだまだ、いじる所もありそうなので、気が向いた時に追加のメンテナンスや鍍金を再度やってみようと思います。
今回は失敗ですが、一先ず、これはここまで。
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