長らくサボっているストリームラインの修理。
一先ず、昨年試みた爪の修復をまとめます。
(上の写真は、修理結果の最終形。最近の様子です。)
先ずは、0.5mmの真鍮板を使って爪を作成しました。
そしてこんな風に、瞬間接着剤を使って付けてみました。
まぁ、結果は案の定 失敗で、すぐに取れてしまいました。
実は、瞬間接着剤で留めた後、ハンダを流し込んで固定しようと考えていたのですが。
ハンダの熱を加えると、あっさりと接着が取れてしまい。ハンダを流し込むことが出来ませんでした。
そこで、今度はエポキシ系接着剤で留めます。
エポキシ系接着剤も必要最小限に付けただけだったので、ハンダごての熱で取れてしまいました。
再度、エポキシ系接着剤で留めます。今度はハンダでの固定をあきらめました。
なので、しっかりと接着剤を塗り、十分に固着までの時間を置きます。
結果は、まずまずです。
着火しても問題ありませんでした。
しかし、それから何回も蓋を開閉していると...
何だか、爪がせり出して来たような気が…
って言うか、確実に、蓋が閉じた時の力で、接着箇所が剥がれ、真鍮板が曲がり、爪部分が長くなってきています。(1枚目の写真が、この爪の最近の様子です。)
爪がせり出してきたものの、着火してもその熱で接着が取れると言う事はなく、安定して使えそうな気がします。
せり出して来た爪は、リューターで削るか、もしくは外側に折り曲げてしまうか、考えています。内側に折り曲げるだけでも良いかな。
とりあえず、今後も微修正の可能性はありますが、一先ず爪の再生が完了しました。
ebayでは古いストリームラインが取引されていたりしますが、意外と この爪が折れてて、蓋が陥没してるものがあります。落札の際はご注意ください。
とりあえず、今後も微修正の可能性はありますが、一先ず爪の再生が完了しました。
ebayでは古いストリームラインが取引されていたりしますが、意外と この爪が折れてて、蓋が陥没してるものがあります。落札の際はご注意ください。
1 件のコメント:
本記事のストリームラインに関する 一連の修理シリーズのリンクは、次の通りです。
IMCO-TRIPLEX FAN: Collection No.21 & No.22
IMCO-TRIPLEX FAN: Collection No.21 - StreamLineのRepair (1)
IMCO-TRIPLEX FAN: Collection No.21 - StreamLineのRepair (2)
IMCO-TRIPLEX FAN: Collection No.21 - StreamLineのRepair (3)
IMCO-TRIPLEX FAN: Collection No.21 - StreamLineのRepair (4)
IMCO-TRIPLEX FAN: Collection No.21 - StreamLineのRepair (5)
IMCO-TRIPLEX FAN: Collection No.21 - StreamLineのRepair (6)
IMCO-TRIPLEX FAN: Collection No.21 - StreamLineのRepair (7)
IMCO-TRIPLEX FAN: Collection No.21 - StreamLineのRepair (8)
IMCO-TRIPLEX FAN: Collection No.21 - StreamLineのRepair (9)
IMCO-TRIPLEX FAN: 代替部品の作製《リベット(軸)》
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