2017年10月4日水曜日

Collection No.21 - StreamLineのRepair (6)


Collection No.21は、このヤスリを隠す化粧板が欠損していました。
無い物は仕方が無いので、今回は作ってみる事にしました。

で、いきなりですが、この試みは結局、失敗に終わりました。
でも、折角なので記録に残したいと思います。

使用するのは0.3mmの真鍮板です。

目安の線に沿って穴を開けます。

開けた所を、精密金切りバサミで切り取ります。

切り取った後、ヤスリやリューターで形を整えます。

そしてこんな感じ。

一応、はめる事もできました。

しかし、まだ具合が悪いので調整します。

復刻版の部品と比べるとこの通り、全然違います。

なので、リューターで削ります。

整えます。

比較するとこんな感じまで来ました。

はめてみます。

分かりやすいように上蓋と化粧板だけ。
上蓋の化粧板を引掛ける穴に合わせて、真鍮製の化粧板の方に凸を作っています。

こんな感じで付きます。

良い感じです。

だが、しかし、、、

分かるでしょうか。
火を付けるために上蓋を開ける動作をすると、そのままヤスリを隠す化粧板は上蓋から外れ、本体の中に潜ったままに成ってしまうのですorz

残念です。
化粧板は、L字型の部品と本体との間に挟まったりして、何度やっても素直に出てくる事はありませんでした。化粧板に作った凸が浅いのかも知れません。
恐らく真鍮板が柔らかく、他の部品との干渉で中からひっぱられるような力が働くと、簡単に上蓋の穴から外れてしまうのでしょう。

残念ですが、この部品は火を付けるのに必須なものではありませんので、
今回は、諦めたいと思います。
自作しなくても、復刻版から部品取りしてくれば簡単に代替部品を用意できます。
だから、あえて作る事に拘る必要性は薄いのです。
また、気が向いたらリベンジしたいと思います。。。。orz